12/19土−20日、1/16土−17日と
開催いたしました現場見学会が終了しました。
12月には棟上げ直後の構造と、
1月には大工工事が完了し、内装工事前の現場にて
工事中でも暖かい断熱性能をご体感いただきました。
12月の構造見学会では、
耐震構法SE構法の耐震等級3の構造をご覧いただきました。
SE構法は阪神淡路の震災を機に開発された
大規模建築物と同等の強さを持つ木造住宅です。
大断面の集成材と、独自のSE金物を接合部に使用し、
高層ビルと同じ手法で構造計算を行い安全を確かめています。
木造でありながら、柱や壁のない広い空間が特徴で、
構造上、不利とされがちな大きな吹き抜けの設計を得意とします。
完成した後には隠れてしまう、梁や金物などをご覧いただき、
強さの仕組みをご確認いただだきました。
1月の断熱見学会では、
まだ完成前ではありますが断熱材を施工した状況で
工事中の現場の暖かをご体感いただきました。
また断熱材の断熱性能を比較する実験装置を設置しました。
無断熱、ロックウール、ネオマフォーム、
ダブル断熱(ロックウール+ネオマフォーム)
4種の断熱を取り付けた箱を屋外に設置し、
箱内のそれぞれの温度を計測する装置で、
断熱材による性能の違いをご確認いただけたようです。
結果は後日別の方法でご報告いたします。
ウイルス拡大防止のため、見学会の形態が変わってきており
お一組ずつのご案内ではありましたが、
設計や営業担当にお気軽にご質問いただき、
より詳しくご見学いただけたかと思います。
寒い中ではありましたが、ご来場いただきまして誠にありがとうございました。
また、お家をお貸しいただきました施主様へ心より感謝申し上げます。
今回の現場見学会のお家は、3月後半に完成見学会を開催予定です。
詳細が決定しましたらご案内させていただきます。
(以降は見学開催前のご案内です)
工事の途中段階となる現場見学会は、
完成した後では見ることのできない骨組みや、
配管や天井裏などを詳しくご覧いただくことができます。
1棟1棟すべての家を構造計算し安全を確かめる「耐震構法SE構法」は、
耐震性能の最高等級である耐震等級3の設計が可能で、
楠亀工務店では現在全てのお家を耐震等級3で建築しています。
耐震等級3とは、
大地震に耐えることができ、尚且つ、
大地震の後でも安心して住み続ける事ができる耐震性のある家です。
例え地震での倒壊がなかったとしても、
半壊や大きな損傷があり安心して住み続ける事ができなければ
家としての機能を充分に果たすことはできません。
ご家族の命と、大切な財産を守る事ができるのが耐震等級3なのです。
また同じ等級3でも、SE構法では
大きな吹抜けや室内に壁や柱がない広々設計が最大の特徴です。
柱や壁を多く配置すれば、等級を上げる事につながりますが、
柱や壁が多くては将来広い空間に広げる事が難しく、
理想のリフォームが出来ない事も建て替え理由となるケースも少なくありません。
完成後の見学会では仕上がりやデザインばかりが気になります。
後には見ることができない部分や工事状態をご覧いただくチャンスです。
現場見学会は、完成見学会に比べると開催回数が少ない事もあり
是非この機械にご来場いただき、家づくりにお役立てください。
構造見学会:2020.12.19(土)ー20(日)
棟上げ直後に構造を詳しくご覧いただけます。
断熱体感ができる現場見学会:2021.1.16(土)ー17(日)
断熱工事と造作工事が完了しています。
完成前ですが、「ダブル断熱」の暖かさをご体感いただけます。
①午前中 ②13:00〜 ③15:00〜
人数を制限するため4日間共、
ご予約制にて、各回1組様のみのご案内とさせていただきます。
※ウイルス感染拡大対策として
・マスクの着用
・入退出時のアルコール消毒
・換気扇の稼働など
ご理解とご協力の程宜しくお願い申し上げます。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。