耐震構法 SE 構法は、もともと大規模建築用に開発された技術をベースにしています。
そのため、構造材は住宅で使用するものを用いてコストを抑えながら、
鉄骨造と比較して遜色のない強度を誇る商業施設建築を可能にします。


商業施設を木造で建てる意義
戦後の台風被害や火災被害への懸念、また住宅需要による木材資源の枯渇の危惧などから、商業施設、特に大規模な建築物は鉄骨やコンクリー トで建てられるようになりました。
しかし近年、多面的な理由から森林の育成サイクルを活性化することが必要となり、大規模建築にも積極的に木材を使うことで木材需要を増やそうという動きが高まりつつあります。

木造はコスト面でも有利
木造は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて建築コストを抑えることができます。
その理由として、まず建物全体の重量が軽く、基礎を小さくできること。 また、構造材自体の価格も安いこと。さらに、短期間で建てることができるため、人件費などの経費を安くできることがあげられます。



よくあるご質問
建築可能な建物の大きさや、火災時の心配、また、建築の実績など、大規模木造建築についてよくいただくご質問とそれらへの回答をまとめました。