リフォーム体験談 Vol.3―カフェ風テイストのマンションリノベーション［彦根市・T様邸］
彦根駅にほど近いマンション。そこにご実家がお持ちであった部屋をリノベーションされたT様。ご夫婦にとって心地の良い、ブルックリンスタイルのカフェを意識した空間づくりと、大好きなキャラクターのイメージを散りばめたデザインに取り組まれました。実は楠亀工務店としてマンションの本格的なリノベーションは初めての経験。鉄筋コンクリート造のマンションならではの制約を考慮しながら、T様のご要望を反映していきました。
- 聞き手：マンションをリノベーションして自分たちらしく暮らすのは、最近のトレンドのひとつになりつつあります。T様もそのようなお考えからリノベーションを？
- ご主人：この部屋は私がもともと子どものときに住んでいた部屋なんです。実家は２部屋続きでこのマンションに部屋を持っており、両親は隣の部屋に。しばらくこの部屋が空いていたため、リノベーションして住もうかということになりました。
- 聞き手：業者さんもたくさんあるかと思いますが、どうやって探されましたか？
- ご主人：まずはネットなどでリフォーム会社や工務店を検索しました。あえてリフォーム会社に限定せず、新築がメイン（であろう）工務店まで範囲を広げて。そこから、最終的に３社さんに絞りました。
- 聞き手：その中に楠亀工務店も？
- ご主人：そうです。楠亀さんの事例を最も気に入っていたのですが、「リノベーションをしているのかな？それもマンションの」とりあえず話を聞いてみようということで、楠亀さんを訪問したのを覚えています。
- 聞き手：いかがでしたか？ すぐに引き受けてもらえましたか？
- ご主人：まったくの杞憂に終わりましたね。逆にとても関心を持ってもらい、本気で話を聞いてもらえました。その後の下見もしっかりすぎるぐらいしっかりと。実は他の２社にもプランと見積依頼をしていたのですが、こちらはどっちも下見があっさりしていて、「大丈夫か？」と素人目にも思えましたね。
- 聞き手：では、迷うこと無く楠亀工務店に依頼へと。
- ご主人：そうですね、実は見積はもっと安い会社もあったのですが、それまでの経緯から考えてまかせてどうかが心配で。なんとなく全般的にアバウトな印象だったんです。
結局、値段ではなく、提案内容と安心感で楠亀さんに至った感じですね。 
- 聞き手：リノベーションにあたって、どのようなご要望をお伝えになられましたか？
- ご主人：それまで、和室２つ＋ダイニングキッチンの３室だったものをひとつのLDKに、また「カフェ風のインテリアに」が希望でしたね。
それから、キッチンの天板にはキズの付き難いセラミック製のものを、またキッチン側面のパネルにはマグネットでメモが貼れるものを選びました。 
- 聞き手：確かにカフェ風のインテリアですね。何かモチーフはありましたか？
- 奥さま：どちらかというとブルックリンスタイルのカフェですね。「Room Clip」というインテリア事例の共有アプリがあるのですが、そちらでもせっせと事例写真を集めてイメージを膨らませました。
- 聞き手：その他に参考にされた事例などは？
- 奥さま：スターバックスコーヒーの空気感が好きなので、お店を回って勉強させてもらいました。キッチン背面のグレーのタイルはスターバックスのイメージから拝借です（笑）
- 聞き手：リノベーションの過程で困られたことはありませんでしたか？
- ご主人：寝室にウォークイン・クローゼットが欲しかったのですが、スペース的に無理でした。代わりにLDKの壁一面を丸々クローゼットにすることで収納を確保しました。
- 奥さま：大変だったのはなんといっても壁の珪藻土塗り。最初は嬉しがって取り組んだのですが、初日が終わった時点で途方に暮れましたね。「いつになったらできるんだろう」と。休日のたびに少しずつ作業して、友達に手伝ってもらったりも。それでも１ヶ月かかりました。左官作業自体より、周囲を養生するが大変なんです。
ただ、それ以来、「壁」には詳しくなりましたよ。お店とかに行ってもすぐに壁を見ちゃいます（笑） 
- 聞き手：洗面所も素敵にリノベーションされていますね。
- ご主人：レイアウトは以前に住んでいたアパートを参考にしてです。とても使い易かったんで。洗面台や収納のデザイン、タイルの使い方は楠亀さんのOB宅見学会で見たものを参考にしました。
- 聞き手：ところどころに某キャラクターを想わせるようなイメージが…。
- 奥さま：このドアの窓は楠亀さんに開けてもらいました。もっとそこら中にキャラクターを散りばめたかったのですが、さすがに主人に却下されて、ところどころに隠れキャラとなってます。
- 聞き手：それを探すのもまた楽しみですね！ ありがとうございました。